
(2006/3) 用事があり2泊3日で福岡へ。福岡へ行くのは2回目だけど今回は前回よりも時間がとれたのでいろいろ食べてきました。福岡空港から博多駅までは地下鉄で2駅というのが便利だね。
福岡には川がたくさんあって、食べ歩きの時も橋が目印になってちょうど良かったです。その理由は、元々運河がたくさん作られたためらしくコンクリで固められた川ばかり見られました(左写真)。流れが遅いので清流は望めませんが岸辺でくつろぐには適してるかな。昔見たオランダやフランスの川もこのような感じで岸辺ではたくさんの人がくつろいでました。
吉塚うなぎ屋本店(福岡・中洲川端)

福岡でうなぎといえば後述する柳川のせいろ蒸しが有名ですが、美味しいと評判だったので
吉塚うなぎ屋本店(左写真)で普通の(せいろ蒸しではない)うなぎを食べてきました。うなぎの焼き方には関東風、関西風とあり、(数少ないながら)今まで食べてきたのは焼く前に蒸す関東風なんだと思います。このお店は関西風ということで楽しみです。窓からは川のゆったりとした流れが見えるのでそれをのんびり眺めながらうなぎを待ちます。この記事の一番最初の写真である博多川ですね。

注文したのは特蒲焼 2,850円(右写真)。なにせ朝一に福岡へ着いてから開店時間の11時を待ってたものだからお腹が空いてきたし、最初のご飯なんだからということで豪勢に。
さて味の方はというと・・・とにかく幸せだ。なんだこのうなぎは!というほど美味しい。関西風の焼き方のせいかこの店の焼き方なのかはわからない。身はもちろんだけど皮がとにかく美味しいのだ。今まで食べたおそらく関東風のものに比べて皮が硬い。と言っても悪い意味ではなく歯ごたえがあり美味しいのだ。あまりの美味しさに思わず昼間から酒を追加注文。うなぎにビールじゃピンとこないから日本酒か焼酎だろうな。まぁ九州ということで焼酎の伊佐美。焼酎はあまり飲まないが有名なものらしい。うなぎと焼酎っていうのはクセがあるもの同士合うかも。とにかく満足。ちょっと値が張るので難しいけど、これからはうなぎも折を見て食べ歩くことにしよう。
一蘭(博多ラーメン、チェーン店)
さて、福岡といえば日本三大ラーメンの博多ラーメンでしょう。仙台に有名店、一風堂があるので何回か食べてるけど地元では初めて。

最初に紹介するのは一風堂と同じく有名店の
一蘭。ここはシステムが特徴的でテレビでも度々紹介されており私も見たことがあります。店内は左写真を見ればわかりますが選挙の投票場のように区切られており、隣の客が食べる様子は見えません。グループで行っても食べる時は1人なわけです。前面はのれんが下がっているから店員の顔も見えません。徹底しています。

さらに注文も食券制で好みをオーダー用紙(右写真)に書いて置き店員が持っていくという徹底ぶりで、店員との会話は全く無しに注文することができます。

注文したのはラーメン650円で(左写真)、なかなか美味しい感じ。ただ、ちょっと特徴が無い味にも感じました。九州の人に一風堂の話をしたら、博多ラーメンっていうのはもっといかにも豚骨って感じで臭いぐらいって教わっていたので。
さて、おそらく賛否両論あるこのシステムです。時には店員との会話を楽しむ私には向いてないですし、一風堂の丁寧な接客の方が好感を持つのも確かです(一蘭も入るまでは威勢の良い丁寧な接客をしてます。念のため)。でも、飲んだ後に女性1人で入る店としては便利なのも確かなので難しいところです。いずれにせよ仙台にあったら間違いなく何回かお世話になる店でしょう。24時間営業の店舗が多いのですが仙台にもできないかな。
三九(博多ラーメン、福岡・中洲川端)

前の一蘭も美味しい博多ラーメンだったけど、左写真の
三九(さんきゅう)はかなり気に入りました。中洲川端といっても表側ではなく裏側なのであまり人通りの無いところでひっそりとやっている感じなのですが、ホテルがすぐ側だったこともあり行ってみました。店内には矢沢栄吉や高橋尚子のサインが張ってあり、ガイドブックに載るような有名だけど美味しくない店って感じがしてきますが、それに反し正直店内はパッとせず名が売れている感じはしませんでした。

右写真はワンタンメン700円でとんこつラーメンの中に豚肉の入ったワンタンが入っています。普通のラーメンなら500円だしこの安さも魅力です。ただ、この店の魅力はスープ。こってりしていながら油っこくない。それどころかまろやかでクリーミーな感さえあります。これまたいかにも豚骨!っていう方向では無かったですが本当に美味しい。
店名を言っても福岡の人が皆知らないようなのでネットで調べてみたのですが、以前は取材拒否していたみたいでそこまでの知名度は無いながらも美味しいことでは有名店だったようです。
伽哩本舗(焼きカレー、福岡・中洲川端)

福岡には焼きカレーという料理があります。
福岡の港町門司が発祥のようで、簡単に言うとカレーライスをオーブンで焼いてしまうというものです。そんな焼きカレーを食べられる有名店が博多にもあります。それが
伽哩(カリィ)本舗です。この店はあの有名な
横濱カレーミュージアムにも出店していて見事殿堂店に選ばれています。そんな店がホテルから歩いて行けるとなれば行くしかないでしょう。

注文したのは、やさいのやきカレー870円(右写真)。確か辛さ指定が10番ぐらいまでできたので1番か2番ぐらいにしたかな。それでも結構辛いのでかなり激辛好きでも対応できるお店なんだと思う。カレー自体はかなりオーソドックスな和風カレーだと思う。まろやかさがちょっと印象的ではあったかな。これをグラタン皿?の上で熱々に食べれるのはうれしい。ドリア好きなのでかなり好印象だ。
ただ、もの凄く美味しいかと言われるとちょっと難しいかな。そもそも期待をしすぎたのかもしれない。ちょっと辛めだったのでまろやかさが判りにくかった気がするのと、野菜よりも熱々が利点になるような具で再度食べてみたいかなとも思ったので機会があれば。
かろのうろん(うどん、福岡・中洲川端)

福岡ではうどんの店にも行ってきたので同じ麺繋がりで紹介します。仙台にはそば屋が多く美味しいうどん屋は少ないのと、愛媛に行った時にうどんの美味しさに感動したので福岡でも美味しいのでは?というのがきっかけ。行ったのはかろのうろん(
じゃらんnet、
グルメWalker)というお店で、店名は角のうどんという意味らしいです。創業明治15年の老舗らしく店構え(左写真)もレトロな感じが漂います。観光ガイドによく載っている人気店みたいですね。

注文したのは肉とじ800円(右写真)。甘く味付けされた肉に玉子が美味しい一品。800円というのはこのメニューだからであってもっとシンプルなうどんは500円未満です。つゆは仙台でもよく見られる醤油の濃い味付けではなく薄いダシ汁のようなもので美味しい。本当に美味しい。濃い味付けが好きじゃないので西日本系のうどんのほうが性に合っているな。
それはさておき特徴的なのが麺。麺は柔らかく固さは無いけど独特のコシがある感じ。ところてんを混ぜたような麺?表現が難しいです。この他、明太子のせのメニューが美味しいそうでした。観光客にも人気とか。
四川飯店(担々麺、福岡・天神大丸)

福岡はさすがに仙台よりもデパートが多く街の規模も大きい。そんなデパートの1つである
天神大丸にあの有名な赤坂四川飯店の系列店(
Yahoo!グルメ)が入っていました。とはいってもデパ地下なので惣菜がメインなのでなんでも食べれるわけではありませんが、担々麺(左写真)が食べれるようになっていました。
担々麺は600円で単品、100円増しでごはん付きのセットだったかな。辛さが確か5段階から選べて、2番目に辛い大辛を頼みましたが普通のお店で出てくる担々麺より少し辛い程度だったので、辛いのが苦手な人でも安心して食べられそうです。麺は細めでスープは少々酸味の入った落ち着いたバランスに感じました。

福岡の赤坂飯店には惣菜に混じってお土産用の担々麺も用意されていました(2人前800円)。3日しかもたないとのことで仙台へ帰る日に改めて寄って買っていったのですが、なかなか美味しく頂けました。
担々麺については仙台のお店を中心にまとめようと思っているので詳しくはそちらにゆずりますが、いわゆる日本の汁あり担々麺は亡き陳建民氏(
Wikipedia)が作りあげたものらしいです。四川飯店はそんな陳健民の息子であり中華の鉄人である陳健一氏(
Wikipedia)プロデュースのお店です。仙台にも陳建民氏の弟子が作っている謝☆謝というお店があるのですが、そこの味とさすがにそっくりでした。違いは謝☆謝の方が麺は太めなぐらいかな。
柳川(川下り、柳川鍋、せいろ蒸し

最終日はちょっと足を伸ばして柳川まで行ってきました。特急で47分830円ですから日帰りに最適です。
さて、柳川といえば
川下りでしょう(左写真:乗船場)。1500円で船頭さんの語りを聞きながら1時間ほどの船旅です。幸い雨も止んだのでのんびり楽しんできました。

柳川といえば柳川鍋とせいろ蒸しです。どちらを食べるか迷っていたのですがちょうどお昼時だったせいかかなりな行列。正直うなぎは食べたばかりだし、その感動がくつがえるほど美味しいうなぎが出てくるとも思えなかったので柳川鍋狙いで。川下りで下った4kmの道のりを逆に歩いて駅まで戻りながら適当な店で食べようかと思っていたら思ったより店が無いしあっても混んでいる。結局駅前の
古蓮というお店で柳川鍋1600円(だったかな?)を食べることに(右写真)。
柳川鍋は、どじょうとゴボウを玉子でとじたもので、お店でどじょうを食べるのは今回が初めてです。福島の実家(かなり田舎)では時々どじょう料理を食べていた覚えがあり、その時は泥を吐かせてから酒の中に入れて酔わせてから熱して殺していた気がするけど、柳川鍋は背骨がとってありうなぎのように開いてありました。味の方はというと、泥臭さとかは無いけどあんまり特徴的な味が無い感じかな。正直この値段ならうなぎの方がいいかな。ま、何事も経験だしね。
福岡土産(明太子、博多通りもん)

福岡土産として空港などでいろいろ迷っていたのですが、思ったより難しい。とりあえず定番の明太子を。辛さの違いとか無着色とかいろんなメーカーのいろんな種類の明太子が売っていたのですが、普段食べないためさっぱりわからない。とりあえず1つだけ見つけた
無添加の辛子明太子を買ってみました。評判は良かったので良いもののようです。なぜ無添加のものってどう違うのですか?と聞いたら無添加のものはあまり辛くできないと言ってました。いろいろ添加してまで辛くしてもなぁと思うんですがどうなんですかね。辛くできないと言っても結構辛かったし、辛さを増す無添加調味料もついてくるしね。そういえばハバネロ使用の激辛明太子なんてのも売ってました。

あと美味しかったものに
明月堂の博多通りもんがありました。中に入っているしろ餡がまろやかでしっとりしてて美味しかったです。こういうお菓子はよくあるけど、そういうのは乾燥してるしね。
というわけで福岡2泊3日の旅でした。今回も大学の用事で1人旅だったので相変わらず結構いろいろ食べました。今度行く機会があった時は是非とも「もつ鍋」に挑戦しようと思います。そういえば接待で食べた初体験の水炊きも美味しかったな。仙台でも比内地鶏の店なんかあるんで挑戦してみよう。